1. トップページ
  2. 古典芸能
古典芸能

狂言昭和63年、野村万作の最後の「釣狐」で福岡の大濠公園能楽堂にて発足しましたふくおか「万作の会」は、地方においても上質な狂言を楽しむ会として、23年の長きに渡りお正月の松の内に毎年、大曲や秘曲、稀な曲などの公演を重ねて参りました。

万作の会10年目には、福岡に萬斎の会を発足させ、熊本、大分にも万作、萬斎の会が発足。狂言の奥深さや芸術性をより多くの方にわかって頂きたく、狂言の普及に努めて来ました。

観る人、作る人、応援する人、演じる人、プロデュースする人の一体感があってこそ、いい舞台、感動する舞台を作り上げることが出来るのだと思います。

 

 

主な公演

  • 狸腹鼓
  • 鈍太郎
  • 木六駄
  • 釣狐
  • 仁王
  • 鳴子
  • 歌仙
  • 酢薑
  • 牛盗人
  • 金津地蔵
昭和63年(1988年)1月 狂言最高の大曲の秘曲「野村万作・最後の釣狐」を企画
平成元年(1989年)3月 新春に寿ぐ神の祝言祝舞、能楽最高の演目「翁」「三番叟」をNHK衛星放送で初の生中継。
(天皇崩御の為、1月7日予定が3月に延期)
平成4年(1992年)1月 ふくおか「万作の会」五周年記念として、初の異流共演(茂山千五郎、野村万作)「宗論」「勒猿」野村武司~「釣狐」
平成5年(1993年) 柳川立花家の白蔵主の面の出合いにより野村万作最終の「釣狐」を熊本県立劇場にて公演。
NHKスペシャルにて「野村万作最終の「釣狐」に挑む」を制作。文化の日に放映。
平成8年(1996年) 野村万作紫綬褒章受賞・野村萬斎襲名披露記念公演「三番叟」、他
平成9年(1997年) ふくおか「万作の会」10周年記念公演・英国で見て来た狂言―野村萬斎「田植」「髭櫓」など
ふくおか「万作の会」、大分・熊本「万作・萬斎の会」発足
平成10年(1998年) 小倉そごう5周年記念公演「三番叟」の競演 野村万作・野村萬斎
ヒロコ・コシノデザインによる衣装
平成13年(2001年) 5周年記念夏季狂言の会にて初の親子同時競演「三番叟」熊本
平成14年(2002年) ふくおか「万作の会」15周年記念公演 狂言三代「勒猿」野村彩也子
平成15年(2003年) 万作・寿ぎの狂言 秘曲「木六駄」の再演
万作の会前代表の野間涼ミ追悼狂言
「野間涼ミと共にLAST of KYOGEN」
野間涼ミ、野村万作より"舞台と客席との素晴らしい結びつきをつくっていただいた恩人"と評される。
朝日新聞西部本社(小倉)完成こけら落とし公演「三番叟」「二人袴」
平成16年(2004年) 野村万作芸歴70年特別記念公演 狂言三代「勒猿」野村裕基
平成18年(2006年) 10周年記念夏季狂言の会 大曲「金岡」野村萬斎 他
平成19年(2007年) ふくおか「万作の会」20周年記念「三番叟」―野村万作 「釣狐」―野村萬斎
平成20年(2008年) 野村万作 人間国宝認定記念公演 ~ここに継ぐ~ 親子三代
野村裕基「重喜」にてシテをつとめる。
平成21年(2009年) 野村万作喜寿祝い特別記念公演 めったに上演されない稀曲「歌仙」
平成22年(2010年) 親子三代 野村裕基「牛盗人」でシテをつとめる。